大河ドラマ館「青天を衝け」埼玉県深谷公民館と東京北区・飛鳥山公園まで
新型コロナ(COVID-19)の蔓延により、外出するなという日々が約2年続きました。これって芸能界でも影響が大きく、報道番組・バラエティ番組は軒並みオンライン出演という状況が続いたし、テレビドラマなども撮影を休止してまで感染防止と徹底的に対策したため、長期のドラマの代表格、NHKの朝の連続テレビ小説、大河ドラマも途中放送中断し、再開後もキリのいい日程で番組開始・終了ができずに調整に大変だったと思う。
東京・飛鳥山公園に展示された「渋沢 ☓ 北区 青天を衝け大河ドラマ館」
埼玉県深谷市に展示された「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」
特に大河ドラマは主人公のゆかりの地が町おこしにつながることから自治体の誘致合戦もすさまじく、その主人公を中心としたアミューズメントを展示しようと試みますな。2020年は謀反を起こした明智光秀の若き日を描き、2021年は、日本の実業界の父と称される渋沢栄一(旧字体で澁澤榮一)の若くはつらつとした姿を描いたドラマで、ここ数年と比較しても結構しっかりと番組を見ていたと思う。
慶応三年(1867年)徳川昭武を使節団として派遣したパリ万国博覧会の日本ブース
渋沢は武蔵国岡部藩が支配する深谷・血洗島の比較的裕福な農民の子として生をうけて年長のいとこの尾高惇忠、渋沢喜作(幕臣のときは渋沢成一郎)とこの渋沢一族はみなさん歴史に名を残しております。この一族のうち、栄一と喜作は徳川慶喜の一橋家に士官することになります。
今年の大河ドラマ館は久しぶりに関東近辺で開催、一方は渋沢が邸宅で過ごした東京・飛鳥山公園内で、もう一方は深谷での開催。大河ドラマ自体も今年は年内をもって終了、ドラマ館閉館前にいってみたいと思い、12月に東京北区飛鳥山公園、深谷と 2回に渡り訪問しました。浜松・気賀で開催された「おんな城主直虎」ドラマ館以来。
深谷ネギのご当地キャラクター「ふっかちゃん」と北区のキャラクター「しぶさわくん」の揃い踏みはおもしろかったですね。
深谷では、血洗島で生活した家屋、着物・風習などを中心に展示し
東京・飛鳥山では別宅を構えた明治時代の中頃から鹿鳴館時代以降のシーンでつかったドレスを展示していました。
井上馨夫人の井上武子(愛希れいか)のドレス
このような衣装をまといその人物になりきる俳優さん・女優さんつうのは演じることについてはちょう~スゴイ才能をもっておられるんやなあと。