IMAX認定カメラで撮影した映画を見に行った
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がIMAXフル上映ときいていたので、IMAX使用料金を追加で払っても設備があるシネコンで鑑賞したい!と年明けから各シネコンのサイトを日々チェックしていました。
東京で鑑賞するんだったら池袋の「グランドシネマサンシャイン(以下 GCS)」もしくは「TOHOシネマズ新宿」のIMAXレーザー設備があるシアターの 2択で済んだのですが、今は事情で関西の実家にいるのでどこに見に行こうか?と悩む始末。
といううのも、そもそもIMAXレーザーの設備は「109シネマズ大阪エキスポシティ」と2021年11月に新たにIMAXシアターとしてオープンした「TOHOシネマズ西宮OS」の2択になったばかり。未訪問の西宮でもいいかな?とは思いましたが、劇場サイズが京都のTOHOシネマズ二条よりも小さそうで視覚的には大画面で映らないと考え、IMAX映画の鑑賞実績があり満足度も高かった「109シネマズ大阪エキスポシティ」にしました。(「インターステーラー」「ブラック・ウィドウ」)
鑑賞した感想ですが前評判とおりストーリーは秀逸、設備もGCSと同格、交通費が余分にかかるけどそれだけの価値はあったかと。あとはIMAXシアターで鑑賞する人の典型的な会話が聞こえてきて、私の右隣の席のカップルどちらともが画面のデカさに感嘆していました。それ自体はほほえましいエピソードでしたがね。そのカップルが予告編上映開始前に堂々とポップコーン食べながら会話していたのには少しイラっときましたが。※今はどこのシアターでも上映開始前は飲食NGとアナウンスしてんのよ(> <)
そして映画ではお約束のエンドクレジットでてっきりIMAX認定カメラで撮影した作品であるという証のロゴがでてくると思っていたのですが、なんと通常のIMAXロゴ。ちなみにドルビービジョンのロゴもなく、ドルビーシネマ認定も受けられなかったのか、これほど評判がいい作品で絶好の宣伝となるのになんでだろう?と不思議でした。
そしたら、IMAX認定カメラの件で、IMAX日本法人に問い合わせした方が Youtube で回答、解説されている動画を見て納得。「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は認定カメラのひとつ「ARRI ALEXA LF」で撮影されていました。(2021年に「Dune:砂の惑星」「シャン・チー」「エターナルズ」がこのカメラで撮影、認定作品として公開済)
私は「エターナルズ」だけTOHOシネマズ二条のIMAXデジタルシアターで鑑賞しましたが、サイズが小さくて満足できず、これならTOHOシネマズなんばのIMAXシアターのほうが良かった。
近々に公開を控えているIMAX認定カメラ撮影作品「トップガン:マーヴェリック」は2022年 5月公開(SONY VENICE カメラで撮影)とのこと。公開時期がCOVID-19の影響でズレなければ今度は東京・池袋のGCSになるだろうな。