気ままな日記

気に入った出来事があると、すぐにアップする防備録のようなもの

かつての設備で観た映画と最新設備で観た映画

有楽町マリオンにあった日本劇場が閉館して 10ヶ月、方や有楽町ルミネ側に残された丸の内ピカデリー。観客収容数は多いのだが横に広い構造で 1階席はスロープでかつスクリーンが目よりかなり上にある。開業当時は丸の内ピカデリーで結構観賞していたこともあって気にならなかったのが、昨今のシネコンのスタジアム型の客席になれたせいか、ここの1階席で映画を観賞することはなくなり、別料金をとられなくってからはここでは 2階席で観賞するようになった。ちょうど SMT の特別クーポンが有効期間だったこともあって「アリー/スター誕生」をここで観賞しようと考えたが、別のシネコンIMAX/Dolby-ATOMOS フォーマットで上映しているから「アリー/スター誕生」は別のシネコンで観賞することにし、ここでは別作品で良いよね?となりました。
f:id:TOKYOOHSHO:20181224080712j:image

鑑賞作品は東野圭吾人魚の眠る家」、未成年者の子どもの脳死をめぐる先端技術の社長一家の物語、主演の篠原涼子の演技に圧倒され、映画を観終えてから色々考えさせられました。座席は昨今の劇場で使用されているので快適ですが座高が低いため足が屈伸の状態が続き疲れますね。

f:id:TOKYOOHSHO:20181224081927j:image

映画館を出て劇場のちょうど正面に設備の商標が掲示。正直今の設備では集客は難しいだろうなあ?


f:id:TOKYOOHSHO:20181224083541j:image

f:id:TOKYOOHSHO:20181224083602j:image

このあとTOHOシネマズ日比谷に移動してレディ・ガガブラッドリー・クーパー主演の話題作「アリー/スター誕生」IMAX版を鑑賞。アリー=レディ・ガガかと思うくらい彼女の内面をよく表現出来ていました。また、ブラッドリー・クーパーが演じるカントリー歌手のジャクソン・メインですが、彼はアリーの成功者の一員でアリーを直接見つけ出しバンドの一員として共に歌い、後に結婚までします。彼の根底には孤独感、不安感、寂寥感、アリーに対する歌手の才能にたいする嫉妬心があり、そこからアルコール依存、ドラッグにおぼれ、アリーのグラミー賞受賞当日におこした失態がもとでそこから回復しようとするも最後は破滅に向かっていく、対象的な人生を送った二人。音楽映画というより葛藤を描いた人間ドラマだったです。このあたりの作風は現在もロングラン上映中の「ボヘミアン・ラブソディ」と通じている箇所があります。


f:id:TOKYOOHSHO:20181224085958j:image

「アリー/スター誕生」は当初クリント・イーストウッド監督、ビヨンセ主演で企画されたらしいのですが、結果から見ればレディ・ガガのほうが凄くインパクトがあったのは一目瞭然。全米、全英では評価は高いですが、日本人の感性に合うかどうかこれから判定されると思います。設備はそら丸の内ピカデリーとは比較にならないくらいスゴイが、来年秋口丸の内ピカデリーにもドルビーシネマ(Dolby ATOMOS & Dolby VISION)が都区内で初めて導入されますので、これまで他のシネコン一辺倒は少なくなるのでは?

 

 

 

「ボヘミアン・ラプソディ」にこんなにはまりました。

12月にはいり、1日は土曜日。ファーストデイだということもあり、Queen の自伝映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも見に行こうかと、日比谷のIMAXシアターにて観賞。

f:id:TOKYOOHSHO:20181223130810j:image

f:id:TOKYOOHSHO:20181223130942j:image
f:id:TOKYOOHSHO:20181223130646j:image

f:id:TOKYOOHSHO:20181223182328j:image

f:id:TOKYOOHSHO:20181223130903j:image
f:id:TOKYOOHSHO:20181223182415j:image

確かに一般的にはフレディ・マーキュリーがあまりにも有名ですが、メンバーのバンドの成り立ちとかはうっすらとは知っていました。フレディ・マーキュリーの才能は突出し、全米チャートインした頃は絶頂の極み。それでも常につきまとう孤独感と寂寥感にさいなまれ、酒とドラッグ、当時はカミングアウトもなく秘匿していただろうが LGBT と自覚しながら快楽におぼれ、あげくの果てにHIV感染者に。ソロデビューのいざこざからバンドも解散。仕事に没頭しながらもフレディの肉体は徐々に冒されていく。

でも、かつてのパートナー・ルーシーの助言でフレディは目を覚まし、もう一度 Queenのメンバーの一員として再出発、チャリティーライヴ(ライヴ・エイド85)の出演に執念を燃やすようになる。そして映画ラストのライヴ・エイド85の映像、当時の大学生だった私はさすがに中継を見ることができなかったのですが、最近ではネットでアップロードされた映像が何回も見れておりました。

この場面「ボヘミアン・ラプソディ」を熱唱するフレディ。映画ならではのライブの迫力がスゴイ、鳥肌がたつくらい感動、そして不覚にも涙をこぼしていました。

f:id:TOKYOOHSHO:20181223131021j:image鑑賞後は「ボヘミアン・ラプソディ」を別のフォーマットでもう一度見たいと思い、翌週になりましたが Dolby-ATOMOS版で会員カードの無料観賞ポイントで。

新宿のシネコンでは Dolby-ATOMOSが「ファンタスティック・ビースト」に昼間占有されていて上映が深夜になるため、仕方なく場所は同じ日比谷で観賞。最近上映時間との関係で新宿とは相性が悪いなぁ。で、同じ設備をもった六本木、新宿よりスクリーンは小さいが、それでも音響は素晴らしく、1回目に鑑賞したIMAX版と比べて映像も遜色ありませんでした。
f:id:TOKYOOHSHO:20181223182007j:image

f:id:TOKYOOHSHO:20181223182047j:image

f:id:TOKYOOHSHO:20181223182138j:image
f:id:TOKYOOHSHO:20181223182217j:image

この「ボヘミアン・ラプソディ応援上映とか別なフォーマットがあるので、もう1回位は観賞してもいい!

 

 

秋の岐阜城、北陸富山城、金沢城

今回秋の史跡巡りは金華山岐阜城と北陸富山城址公園、金沢城公園へ訪問。岐阜駅から岐阜公園(山麓)までバスで15分程度。たが標高はあまり高くない金華山であるが、そのまま登山すると無茶疲れることから、金華山ロープーウェイに乗車、その後少しの徒歩で岐阜城天守閣を目指す。

岐阜城まで 800m 程と Google map でものたまわっていたが、いやここは山道やろ?と休憩ポイントはいくらでもある!と心にいい聞かせながら登山。豊臣秀吉千成瓢箪発祥の地あたりにくると、前方に岐阜城天守が視界に入るじゃないですか!
f:id:TOKYOOHSHO:20181125125812j:image

 

金華山から岐阜市内をのぞむとさぞかし綺麗だろうなの思い、天守へ入場しようかな?と一瞬考えたがそうだ、山頂駅あたりに展望台があるからそこで一望しようと。
f:id:TOKYOOHSHO:20181125130536j:image
f:id:TOKYOOHSHO:20181125130614j:image

目の前にある長良川が美しく、心洗われるなと。

 

そして下山。帰りもロープウェイで金華山山麓まで降りる。

織田信長はこの岐阜城山麓で政務をとったらしく、その遺跡は発掘調査中らしい。

f:id:TOKYOOHSHO:20181125130920j:image

 

岐阜城関ヶ原の戦いの後は廃城となり、岐阜駅の南側の加納という地に加納城を築城(初代城主奥平信昌、徳川家康の娘婿)したのだが、岐阜のシンボルは岐阜城。市民の願いで復活したらしい。
f:id:TOKYOOHSHO:20181125131001j:image

時代はくだり、明治維新自由民権運動盛んな頃、岐阜公園で演説していた自由党総理板垣退助はこの地で遭難している。

途中長良川鵜飼が近いということで岐阜公園から徒歩で行く。

この日は岐阜から名鉄をつかって豊橋まで移動して一泊。

残りは東海道線をぶらりと鈍行で移動、浜松~静岡~興津~三島~熱海でのんびり。

で。浜松で多少早メシで浜松餃子。今回チェーン店の五味八珍で一食。

ただ、小田原に到着後、多少へたれてしまい特急ロマンスカー乗車してしまいました。

 

次に紅葉シーズン真っ只中史跡訪問といえば北陸地方しかあるまい。金沢での宿泊では高いため、ホテルは富山にしました。夕食は富山湾寿司か白えびかなと一瞬揺れましたが、結局西町大喜のブラックラーメンで夕食、翌日富山城に訪問。


f:id:TOKYOOHSHO:20181125132431j:image
f:id:TOKYOOHSHO:20181125132617j:image

野面積みの石垣に富山城博物館が見えます。お城は寒い頃のほうがきれいに見れます。
f:id:TOKYOOHSHO:20181125132708j:image

次に新幹線で金沢へ訪問。前田利家金沢城兼六園も相変わらず。f:id:TOKYOOHSHO:20181125132908j:image

石川門の紅葉がきれいで、金沢城公園はこの時期ライトアップするらしい。f:id:TOKYOOHSHO:20181125132942j:imagef:id:TOKYOOHSHO:20181125133556j:image

そして、香林坊金沢駅へ戻り、特急サンダーバードで一路京都~大阪へ。
f:id:TOKYOOHSHO:20181125133758j:image

f:id:TOKYOOHSHO:20181125133832j:image
f:id:TOKYOOHSHO:20181125133859j:image
で、結局梅田のたこ梅でおでんを一杯。

帰りは阪急電車で京都まで移動。

 

映画版、舞台版、それぞれの「あいあい傘」

先月誕生日月で、会員登録済のところからクーポンが届いており、そこから SMTメンバーズ会員の誕生日クーポンを使い「日日是好日」を観賞、その後に今タイトル作の「あいあい傘」、そして「コーヒーが冷めないうちに」と立て続けに観賞。先に公開日程が決まっていた「あいあい傘」は元々鑑賞予定で普通だったら買わないムビチケ券まで購入済。にもかかわらずTOHOシネマズは1週間ほど 会員デーとして公開してた。早く知っていたらムビチケでなく1,100円で鑑賞できたやん(>_<)

この話題にでてきた「あいあい傘」については後で述べるが「コーヒーが冷めないうちに」についてもトリビアがあり、元は舞台作品が映画化、ということを知り、なんとこの時期に大塚の小劇場で舞台やってるんやん。あぁ先約があって時間合わんかったなと観劇は断念(>_<)

さて、今回のメイン記事のタクフェス(正式名称 Takuma Festival Japan)を主宰する舞台俳優の宅間孝行が、東京セレソンデラックス(脚本家名サタケミキオとして)で上演した「あいあい傘」を今年映画化、再舞台化、そして小説化を実現すると聞いた。劇団名を聞いてのとおり、ある意味宅間孝行のワンマン運営。何せ主役になるためだったら、脚本・演出含め全部自分がやりゃいいじゃん、っていうノリ。

「あいあい傘」を初演した頃の宅間は小劇団ながら脚本家(サタケミキオ名義)・舞台俳優としての存在は一種カリスマ性があり、東京セレソンデラックスは屈指の集客を実現していた。また熱心なファンも多く注目も浴びていた。しかもテレビドラマの脚本家としても引く手あまたの状態。私生活では女優大河内奈々子と結婚直後。若かりし頃ではあるがご本人はまさしく絶頂期だったといっても過言ではないだろう。

ただこの頃までの作品は注目を集めるには少し毒がある設定で魅了したほうがいいとのアドバイスを受けたためか、極端な悪人が出てくる、また主人公(に近い人物を含め)が死んでしまう、というようにバットエンドな作風が多かったらしい。

でもドラマはハッピーエンドで終わるのが許容できる。上演後のアンケートでも「是非ハッピーエンドで結末を」と言われることが多くなり、また東京だけでなく初の地方進出(大阪・心斎橋そごう劇場)にふさわしい作品として悪人がでてこない「あいあい傘」を完成させたらしい。

私の記憶ではこの頃には既に東京セレソンデラックスの名前は意識しており、この前後に上演した「歌姫」あたりで初観劇にしたかったのだがタイミングがあわず、結局解散公演の「笑う巨塔」になってしまったが。

 

それで映画版のほうが先に公開されることもあり、公開 2日目に観賞。倉科カナ演じる主人公の高島さつきの揺れ動く感情、葛藤がとてもよく演技されていました。今回実質初めて拝見した六郎役の落語家立川談春の台詞や仕草から出てくる間、そして玉枝役の原田知世の演技も見事、クライマックスでさつきが六郎に会うシーンの映像なんかは映画ならではの秀逸さ。過去の回想シーンはモノクロで表示され、なぜ六郎が横浜から山梨の恋園神社にたどり着いたのか?最初はふーんでしたが、舞台を観劇してからはこの映像はどう見えるか考えつくされており、舞台を見てからハッと気付かされました。
f:id:TOKYOOHSHO:20181111172953j:image


f:id:TOKYOOHSHO:20181111173044j:image

脚本/監督:宅間孝行
出演者:倉科カナ市原隼人入山杏奈 高橋メアリージュン やべきょうすけ 布川隼汰永井大金田明夫/大和田獏/トミーズ雅立川談春原田知世
主題歌:竹内まりや「小さな願い」

 

そして、半月ほどたち、タクフェス 再演の「あいあい傘」。

映画版と同じでさつき役の星野真里がこの舞台版でも主人公。初回公演主役から準主役にさがりましたが清太郎役の宅間孝行は、さつきに思いをよせ、さつきの心情をおもんばかり励ます優しいピュアな男。家族を捨て、育てた娘と意見が合わず悩む六郎。この広島の地から遠い横浜の地をどう見ていたのか?実際お汁粉もカレーライスもテキヤの車もでてこなかったが、イメージを十分に創造することができました。


f:id:TOKYOOHSHO:20181111173122j:image


f:id:TOKYOOHSHO:20181111173147j:image


f:id:TOKYOOHSHO:20181111173224j:image

作・演出:宅間孝行
出演:星野真里宅間孝行鈴木紗理奈竹財輝之助弓削智久/大薮丘/前島亜美/越村友一/佐田照 /モト冬樹川原亜矢子/永島敏行

 

なお、映画版、舞台版と唯一共通キャストだったのは、滑川役の越村友一。最初は宅間の遊び、と思ってましたがなるほど重要な脇役だったんですね。映画と舞台ではシチュエーションこそ違いましたが振られ役。多いに笑えました。

いつかどこかで観劇したかった「竜二 ~お父さんの遺した映画~」

前回、といっても14~5年前の話ですがこの「竜二 ~お父さんの遺した映画~」を劇団ストレイドッグが舞台化すると当時劇団に所属している俳優からじかにお誘いがありましたが、観劇する時間がとれず断念しました。でもいつかどこかで観劇したかったこの作品、劇団ストレイドッグが再演すると夏頃に告知があり、どうしても時間をつくって観劇したいと思いチケットを入手、今日池袋シアターグリーンにて鑑賞しました。

今回の主人公の金子正次という人物は、愛媛の瀬戸内海にうかぶ島の出身、自ら映画スターを目指し上京。自身の目標とした映画を自分で製作。なおも彼自身主役になりたいとの強い願望をもち、脚本・主演した「竜二」(東映配給)の全国公開直後まで描きました。後世の私たちは結末を知っているわけですが、金子正次は「竜二」公開直後に末期ガンで33年の短い生涯を閉じたのですが。

この「竜二」という作品は映画製作はしたものの配給先は決まっていなく、一度は製作中止直前まで追い込まれましたが、金子の映画製作にかける情熱と、彼と共に行動した親友(劇中にも出て来ましたが当時映画スターだった松田優作もその一人)たちの熱意で映画を完成させ、やがて全国配給まで勝ち取ったシーン。さぞ金子は満足だったでしょう。

この「竜二」公開が  1983年 10月 29日。当時の配給先の劇場では観客がおしはこび、東京の映画館では立ち見まででるような盛況だったそうです。

現代ではこのようにスターを目指すシステムは変貌して、色々な世界からメディアに紹介されてスターになっていくのですが、この時代では歌手、映画スター、残りはTVタレントとしてしか有名になれなかった時代。今回のように主人公が病死との結末になったとはいえ、自己目標を達成した金子正次は幸せな人生を送ったんだといえるでしょう。

 

STRAYDOG Produce「竜二 ~お父さんの遺した映画~」@シアターグリーン BIG TREE THEATER

脚本・演出:森岡利行
原作:生江有二「竜二―映画に賭けた33歳の生涯」(幻冬舎アウトロー文庫)
出演:八神蓮/上杉輝 松島庄汰 高岡保成 伴優香/宮崎京 白石彩妃/野村奈央 山本佳志 美月まりも/酒井健太郎/重松隆志/石川竜太郎 平川慎之介 青山隼 梶野春菜 永島美穂 中村優希 布宮翔

 

SNS難民になるとどうなるか?

10/9 に Google プラスの一般消費者向けサービスを終了するニュースが飛び込んできて一瞬(・o・)になってしまった。というのも私は用途によって SNS を使い分けている。特に趣味や趣向が同じ人たちへの情報共有は Google プラス (G+、ぐぐたす)をメインにして投稿していたものだからさぁ大変。私が参加しているコミュニティーサークルでは早くもぐぐたす民を救済すべく、別のSNS 移行を促ししているように少し祭り状態になっている様相を呈しています。


f:id:TOKYOOHSHO:20181020114055j:image

スマートフォンの普及・浸透により SNS は幅広い年代に普及。以前はパソコンのブラウザから SNS のトップページへログインして出来事をつぶやく、趣味や趣向を含めて自己紹介をする、サークル仲間(フォローとフォロワー)で情報を共有するなどの投稿が中心でしたが、当時私はSNSのサイト別に機能区別ができておらず、何を選択対象とするかがよくわかりませんでした。

私が Facebook、Twiiter にアカウントを登録したのが 2011年 6月、当時は BBS が下火になり、ブログと先発の SNS が情報発信元になっていました。友人の招待から参加できる Mixy、ネットゲーム仲間から発展していったアメーバ(アメンバー)が隆盛を極めていたような記憶がありました。確かFacebookTwitterと同時期位にアカウントを作成した記憶があります。

この頃までは情報を入力するデバイスはあくまでパソコン。外出していたらデバイスは使えず自宅に帰えりパソコンにむかって、もしくは宿泊先にノートパソコンを持ち込み投稿していました。そんなだったら頻繁に投稿しないですよね?

2012年になりそろそろ携帯電話(フィーチャーフォン)を買い替える時期にきたかと感じスマートフォンへ移行。スマートフォンには GPS が標準装備されていて、時刻も位置情報もほぼ正確に取得できることから、Facebook、Twiiter などに位置情報を追加できることがわかり、どこどこへチェックイン!と宣言できるようになってから SNS への投稿が増えていったように思える。かつスマホは専用のアプリを採用したことからデバイスの情報入力がブラウザと違って簡易になったことも一因としてあげられる。

で、スマートフォン移行の際キャリアはドコモ、当時 Apple 製品は取扱無しで断念。そして必然的に Android の一択になりました。契約の際「Googleアカウント登録」の記入用紙を渡され?と。2006年頃に Gmail アカウント登録してテスト的に使っていたこともあり、後先を考えずそれ使おうと単純に結論を出してしまったため、後から考えるとエライことをしてしまったなぁと後悔しましたが。

なので私にとっての SNS の用途はこんな風にわかれる。
・セキュリティ的に問題ない発言、情報発信は Twiiter
・身分証明書的で公式的な発言、情報発信は Facebook
・ゆる~く発言しサークル内で共有する場合 Google+

有機能としては Google+ から Facebook 移行が一番手っ取り早いのですが、私的には Google+ のゆる~い共有みたいにしたく、Facebook ではかしこまちゃうのが難点。まぁニュースネットみたいにディスカッションを意識して、スレ立て逃げには煩い処はありますねぇ。だからなおさらぐぐたすの移行先としては既存の SNS でなく新しい SNS を使いたいなぁ・・・

 

※追記:参加中のコミュニティから「MeWe」という SNS サービスがあるそうでオーナーさんが紹介していました。

 

https://mewe.com/

 

 

10/6(土) 2018年 ラストゲーム~売り子 甲子園球場 2018年編 これで完結

「10/6(土)のラストゲームの様子は番外編でお伝えしましょう。」

このように締めくくった前回記事だったが、売り子さんにビールを注文しては色々な話題を話しまくるスタイルは変わらない。なら番外編ではなく完結編としましょうか?

この日も天気予報は悪く、午前中はかなり雨が降っていたみたいで、雨がやんでからは阪神園芸さんが懸命にグラウンド整備をしていただいたおかげで無事にゲームが開催できたようなもんです。

しかしスタンドに入るとチケット売り切れのアイビーシートは空席だらけ。当日券を販売していたライト、レフト、1塁、3塁アルプスも空席だらけ。ホンマやったら休日の昼でにぎわう甲子園と同じところかいな?と思いました。

指定された席に正直に座るのもバカバカしく、40段から23段まで一気に降りて観戦。そしたら、いつもビールを注文する売り子さんとバッたり遭遇。


f:id:TOKYOOHSHO:20181014200334j:image

私「ガラガラなんで前へ来た。今日(アイビーシートの)チケット売り切れてるよね?」
売り子「そ~ですね~年席の人の分がいてへんのですかね~」
私「それもあるけど、一般チケットが全て売切れなのに観客がおらへん。(この売り切れたチケットを持ってる観客は)どこいったんや?」
売り子「あぁ~そうか。確かに不思議ですね~」
私「そう思うやろ。まぁ私も今日は試合観戦より君に会いに来たよ~なもんやしな」
売り子「あ~嬉しい♫」

ここで注釈。親子ほど年齢が違う若い娘に対してなのでさすがに恋愛感情はない。でもこの娘は若い娘にありがちな非礼さはなく丁寧な応対、そして礼儀正しい。会話にもイヤミがないので自然と楽しい会話ができるのだろう。

 

阪神タイガースはこの試合先発・藤浪晋太郎の好投と打線の援護で3 - 0 とリード。リードの最中売り子さんがやってきて

 

売り子「なんか歓声があがっていたのでチラと見ると阪神勝ってますよね」
私「そやな、こら珍しいで。(オイ、ここ阪神の本拠地やで(・o・))」
売り子「このままいってくれたらいいですけど」
私「そやな~今日こそ勝ってほしいゎ」

この会話をしていた頃は 9回表で試合終了となっているつもりでした。ところが今年の阪神タイガース、やっぱりやらかすんやな。7回表に横浜DeNAベイスターズ ソト選手にセンターオーバーのホームランを打たれ同点に(+o+)そして 9回に最後の注文のつもりで手をあげました。

売り子「(延長戦にはいったら)残ります。なので目が死んでるかもしれません(笑)」
私「そ~か。残業か。大変やなぁ~」
売り子「延長戦は見ていかれますか?」
私「いや、さすがに疲れた。多分 9回ウラ終わったら帰る」
売り子「え~(次の試合) 10/9 はこられますか?」
私「(仕事で)無理。今シーズンはこれで最後。でも来年またくるゎ」
売り子「ハイ、ありがとうございます」

この後予定通り延長戦へ突入。丁度トイレに行く途中、内野通路にはビールサーバーを補充する控室がありますが、この控室から売り子さん補充が丸見えの、タンク注入の姿恰好がかわいかったものだからつい
私「おお、その体勢、結構かわいいやん」
売り子「もう、見せもんじゃありません。あっち行って」

それから延長戦ですぐ売りに来たものだから追加でビール注文。
私「(延長戦になっても懸命に)売ってるから(ご褒美や)買ってあげるわ」
売り子「ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。」

そして、いよいよシーズンも最後の段階へ。横浜DeNAベイスターズの投手交代のインターバル中内野通路を歩いていると、チェッカーらしき人がこの売り子さんに販売に行かせるかどうかを決めかねている様子だった。そこで

私「何しとん?」
売り子「(この試合展開で、サヨナラの可能性があるため)売りに行くか迷よてます」
私「でも今年はこの展開で勝てないのがクオリティ。まぁ頑張って売りに来いや」

そしてスタンドへ。そしたら島田海吏選手が一・二塁間を破りサヨナラ勝ち!よかった、勝利して!

たまたまの結果論に過ぎないですが、今シーズン最終試合観戦はなんとか勝利することができました。当初私は地元の東京・神宮球場で 2試合を観戦する予定でした。10月に入ってから甲子園では少ない観衆でしたが、休日だったとはいえ神宮のスタンドは超満員だったらしく、ビジターでも詰めかけるファンに対してもここで奮い立って欲しかったですが、声援は届かず阪神タイガースは 17年ぶりリーグ最下位に。

神宮での日程終了後甲子園で開催された後の 2試合(VS 読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ)は完全な消化試合、目をおおうような空席だらけだったようです。

甲子園での全日程終了後成績不振の結果責任を取り阪神タイガース金本智憲監督は辞任を発表。さすがに最下位では来年以降の指揮をとることは難しいと判断したようです。今年は天候に恵まれず、20試合も雨天中止のため秋口に振替試合が連続。一時 20連戦か?との報道がありましたが、これも雨の影響で 2試合中止。残すは台風で流れたナゴヤドームの最終戦中日ドラゴンズ岩瀬仁紀投手、荒木雅博内野手引退試合、チケットは即日完売だったそうです。

今シーズンの甲子園の日程はすべて終了。阪神球団のみなさん、高校野球関係者のみなさん、球場スタッフのみなさん、そして売店スタッフのみなさん、売り子のみなさん、今シーズンお相手下さりありがとうございました。来シーズンも宜しくお願いします。