映画版、舞台版、それぞれの「あいあい傘」
先月誕生日月で、会員登録済のところからクーポンが届いており、そこから SMTメンバーズ会員の誕生日クーポンを使い「日日是好日」を観賞、その後に今タイトル作の「あいあい傘」、そして「コーヒーが冷めないうちに」と立て続けに観賞。先に公開日程が決まっていた「あいあい傘」は元々鑑賞予定で普通だったら買わないムビチケ券まで購入済。にもかかわらずTOHOシネマズは1週間ほど 会員デーとして公開してた。早く知っていたらムビチケでなく1,100円で鑑賞できたやん(>_<)
この話題にでてきた「あいあい傘」については後で述べるが「コーヒーが冷めないうちに」についてもトリビアがあり、元は舞台作品が映画化、ということを知り、なんとこの時期に大塚の小劇場で舞台やってるんやん。あぁ先約があって時間合わんかったなと観劇は断念(>_<)
さて、今回のメイン記事のタクフェス(正式名称 Takuma Festival Japan)を主宰する舞台俳優の宅間孝行が、東京セレソンデラックス(脚本家名サタケミキオとして)で上演した「あいあい傘」を今年映画化、再舞台化、そして小説化を実現すると聞いた。劇団名を聞いてのとおり、ある意味宅間孝行のワンマン運営。何せ主役になるためだったら、脚本・演出含め全部自分がやりゃいいじゃん、っていうノリ。
「あいあい傘」を初演した頃の宅間は小劇団ながら脚本家(サタケミキオ名義)・舞台俳優としての存在は一種カリスマ性があり、東京セレソンデラックスは屈指の集客を実現していた。また熱心なファンも多く注目も浴びていた。しかもテレビドラマの脚本家としても引く手あまたの状態。私生活では女優大河内奈々子と結婚直後。若かりし頃ではあるがご本人はまさしく絶頂期だったといっても過言ではないだろう。
ただこの頃までの作品は注目を集めるには少し毒がある設定で魅了したほうがいいとのアドバイスを受けたためか、極端な悪人が出てくる、また主人公(に近い人物を含め)が死んでしまう、というようにバットエンドな作風が多かったらしい。
でもドラマはハッピーエンドで終わるのが許容できる。上演後のアンケートでも「是非ハッピーエンドで結末を」と言われることが多くなり、また東京だけでなく初の地方進出(大阪・心斎橋そごう劇場)にふさわしい作品として悪人がでてこない「あいあい傘」を完成させたらしい。
私の記憶ではこの頃には既に東京セレソンデラックスの名前は意識しており、この前後に上演した「歌姫」あたりで初観劇にしたかったのだがタイミングがあわず、結局解散公演の「笑う巨塔」になってしまったが。
それで映画版のほうが先に公開されることもあり、公開 2日目に観賞。倉科カナ演じる主人公の高島さつきの揺れ動く感情、葛藤がとてもよく演技されていました。今回実質初めて拝見した六郎役の落語家立川談春の台詞や仕草から出てくる間、そして玉枝役の原田知世の演技も見事、クライマックスでさつきが六郎に会うシーンの映像なんかは映画ならではの秀逸さ。過去の回想シーンはモノクロで表示され、なぜ六郎が横浜から山梨の恋園神社にたどり着いたのか?最初はふーんでしたが、舞台を観劇してからはこの映像はどう見えるか考えつくされており、舞台を見てからハッと気付かされました。
脚本/監督:宅間孝行
出演者:倉科カナ/市原隼人/入山杏奈 高橋メアリージュン やべきょうすけ 布川隼汰/永井大/金田明夫/大和田獏/トミーズ雅/立川談春/原田知世
主題歌:竹内まりや「小さな願い」
そして、半月ほどたち、タクフェス 再演の「あいあい傘」。
映画版と同じでさつき役の星野真里がこの舞台版でも主人公。初回公演主役から準主役にさがりましたが清太郎役の宅間孝行は、さつきに思いをよせ、さつきの心情をおもんばかり励ます優しいピュアな男。家族を捨て、育てた娘と意見が合わず悩む六郎。この広島の地から遠い横浜の地をどう見ていたのか?実際お汁粉もカレーライスもテキヤの車もでてこなかったが、イメージを十分に創造することができました。
作・演出:宅間孝行
出演:星野真里/宅間孝行/鈴木紗理奈/竹財輝之助/弓削智久/大薮丘/前島亜美/越村友一/佐田照 /モト冬樹/川原亜矢子/永島敏行
なお、映画版、舞台版と唯一共通キャストだったのは、滑川役の越村友一。最初は宅間の遊び、と思ってましたがなるほど重要な脇役だったんですね。映画と舞台ではシチュエーションこそ違いましたが振られ役。多いに笑えました。
いつかどこかで観劇したかった「竜二 ~お父さんの遺した映画~」
前回、といっても14~5年前の話ですがこの「竜二 ~お父さんの遺した映画~」を劇団ストレイドッグが舞台化すると当時劇団に所属している俳優からじかにお誘いがありましたが、観劇する時間がとれず断念しました。でもいつかどこかで観劇したかったこの作品、劇団ストレイドッグが再演すると夏頃に告知があり、どうしても時間をつくって観劇したいと思いチケットを入手、今日池袋シアターグリーンにて鑑賞しました。
今回の主人公の金子正次という人物は、愛媛の瀬戸内海にうかぶ島の出身、自ら映画スターを目指し上京。自身の目標とした映画を自分で製作。なおも彼自身主役になりたいとの強い願望をもち、脚本・主演した「竜二」(東映配給)の全国公開直後まで描きました。後世の私たちは結末を知っているわけですが、金子正次は「竜二」公開直後に末期ガンで33年の短い生涯を閉じたのですが。
この「竜二」という作品は映画製作はしたものの配給先は決まっていなく、一度は製作中止直前まで追い込まれましたが、金子の映画製作にかける情熱と、彼と共に行動した親友(劇中にも出て来ましたが当時映画スターだった松田優作もその一人)たちの熱意で映画を完成させ、やがて全国配給まで勝ち取ったシーン。さぞ金子は満足だったでしょう。
この「竜二」公開が 1983年 10月 29日。当時の配給先の劇場では観客がおしはこび、東京の映画館では立ち見まででるような盛況だったそうです。
現代ではこのようにスターを目指すシステムは変貌して、色々な世界からメディアに紹介されてスターになっていくのですが、この時代では歌手、映画スター、残りはTVタレントとしてしか有名になれなかった時代。今回のように主人公が病死との結末になったとはいえ、自己目標を達成した金子正次は幸せな人生を送ったんだといえるでしょう。
STRAYDOG Produce「竜二 ~お父さんの遺した映画~」@シアターグリーン BIG TREE THEATER
脚本・演出:森岡利行
原作:生江有二「竜二―映画に賭けた33歳の生涯」(幻冬舎アウトロー文庫)
出演:八神蓮/上杉輝 松島庄汰 高岡保成 伴優香/宮崎京 白石彩妃/野村奈央 山本佳志 美月まりも/酒井健太郎/重松隆志/石川竜太郎 平川慎之介 青山隼 梶野春菜 永島美穂 中村優希 布宮翔
SNS難民になるとどうなるか?
10/9 に Google プラスの一般消費者向けサービスを終了するニュースが飛び込んできて一瞬(・o・)になってしまった。というのも私は用途によって SNS を使い分けている。特に趣味や趣向が同じ人たちへの情報共有は Google プラス (G+、ぐぐたす)をメインにして投稿していたものだからさぁ大変。私が参加しているコミュニティーサークルでは早くもぐぐたす民を救済すべく、別のSNS 移行を促ししているように少し祭り状態になっている様相を呈しています。
スマートフォンの普及・浸透により SNS は幅広い年代に普及。以前はパソコンのブラウザから SNS のトップページへログインして出来事をつぶやく、趣味や趣向を含めて自己紹介をする、サークル仲間(フォローとフォロワー)で情報を共有するなどの投稿が中心でしたが、当時私はSNSのサイト別に機能区別ができておらず、何を選択対象とするかがよくわかりませんでした。
私が Facebook、Twiiter にアカウントを登録したのが 2011年 6月、当時は BBS が下火になり、ブログと先発の SNS が情報発信元になっていました。友人の招待から参加できる Mixy、ネットゲーム仲間から発展していったアメーバ(アメンバー)が隆盛を極めていたような記憶がありました。確かFacebook、Twitterと同時期位にアカウントを作成した記憶があります。
この頃までは情報を入力するデバイスはあくまでパソコン。外出していたらデバイスは使えず自宅に帰えりパソコンにむかって、もしくは宿泊先にノートパソコンを持ち込み投稿していました。そんなだったら頻繁に投稿しないですよね?
2012年になりそろそろ携帯電話(フィーチャーフォン)を買い替える時期にきたかと感じスマートフォンへ移行。スマートフォンには GPS が標準装備されていて、時刻も位置情報もほぼ正確に取得できることから、Facebook、Twiiter などに位置情報を追加できることがわかり、どこどこへチェックイン!と宣言できるようになってから SNS への投稿が増えていったように思える。かつスマホは専用のアプリを採用したことからデバイスの情報入力がブラウザと違って簡易になったことも一因としてあげられる。
で、スマートフォン移行の際キャリアはドコモ、当時 Apple 製品は取扱無しで断念。そして必然的に Android の一択になりました。契約の際「Googleアカウント登録」の記入用紙を渡され?と。2006年頃に Gmail アカウント登録してテスト的に使っていたこともあり、後先を考えずそれ使おうと単純に結論を出してしまったため、後から考えるとエライことをしてしまったなぁと後悔しましたが。
なので私にとっての SNS の用途はこんな風にわかれる。
・セキュリティ的に問題ない発言、情報発信は Twiiter
・身分証明書的で公式的な発言、情報発信は Facebook
・ゆる~く発言しサークル内で共有する場合 Google+
共有機能としては Google+ から Facebook 移行が一番手っ取り早いのですが、私的には Google+ のゆる~い共有みたいにしたく、Facebook ではかしこまちゃうのが難点。まぁニュースネットみたいにディスカッションを意識して、スレ立て逃げには煩い処はありますねぇ。だからなおさらぐぐたすの移行先としては既存の SNS でなく新しい SNS を使いたいなぁ・・・
※追記:参加中のコミュニティから「MeWe」という SNS サービスがあるそうでオーナーさんが紹介していました。
10/6(土) 2018年 ラストゲーム~売り子 甲子園球場 2018年編 これで完結
「10/6(土)のラストゲームの様子は番外編でお伝えしましょう。」
このように締めくくった前回記事だったが、売り子さんにビールを注文しては色々な話題を話しまくるスタイルは変わらない。なら番外編ではなく完結編としましょうか?
この日も天気予報は悪く、午前中はかなり雨が降っていたみたいで、雨がやんでからは阪神園芸さんが懸命にグラウンド整備をしていただいたおかげで無事にゲームが開催できたようなもんです。
しかしスタンドに入るとチケット売り切れのアイビーシートは空席だらけ。当日券を販売していたライト、レフト、1塁、3塁アルプスも空席だらけ。ホンマやったら休日の昼でにぎわう甲子園と同じところかいな?と思いました。
指定された席に正直に座るのもバカバカしく、40段から23段まで一気に降りて観戦。そしたら、いつもビールを注文する売り子さんとバッたり遭遇。
私「ガラガラなんで前へ来た。今日(アイビーシートの)チケット売り切れてるよね?」
売り子「そ~ですね~年席の人の分がいてへんのですかね~」
私「それもあるけど、一般チケットが全て売切れなのに観客がおらへん。(この売り切れたチケットを持ってる観客は)どこいったんや?」
売り子「あぁ~そうか。確かに不思議ですね~」
私「そう思うやろ。まぁ私も今日は試合観戦より君に会いに来たよ~なもんやしな」
売り子「あ~嬉しい♫」
ここで注釈。親子ほど年齢が違う若い娘に対してなのでさすがに恋愛感情はない。でもこの娘は若い娘にありがちな非礼さはなく丁寧な応対、そして礼儀正しい。会話にもイヤミがないので自然と楽しい会話ができるのだろう。
阪神タイガースはこの試合先発・藤浪晋太郎の好投と打線の援護で3 - 0 とリード。リードの最中売り子さんがやってきて
売り子「なんか歓声があがっていたのでチラと見ると阪神勝ってますよね」
私「そやな、こら珍しいで。(オイ、ここ阪神の本拠地やで(・o・))」
売り子「このままいってくれたらいいですけど」
私「そやな~今日こそ勝ってほしいゎ」
この会話をしていた頃は 9回表で試合終了となっているつもりでした。ところが今年の阪神タイガース、やっぱりやらかすんやな。7回表に横浜DeNAベイスターズ ソト選手にセンターオーバーのホームランを打たれ同点に(+o+)そして 9回に最後の注文のつもりで手をあげました。
売り子「(延長戦にはいったら)残ります。なので目が死んでるかもしれません(笑)」
私「そ~か。残業か。大変やなぁ~」
売り子「延長戦は見ていかれますか?」
私「いや、さすがに疲れた。多分 9回ウラ終わったら帰る」
売り子「え~(次の試合) 10/9 はこられますか?」
私「(仕事で)無理。今シーズンはこれで最後。でも来年またくるゎ」
売り子「ハイ、ありがとうございます」
この後予定通り延長戦へ突入。丁度トイレに行く途中、内野通路にはビールサーバーを補充する控室がありますが、この控室から売り子さん補充が丸見えの、タンク注入の姿恰好がかわいかったものだからつい
私「おお、その体勢、結構かわいいやん」
売り子「もう、見せもんじゃありません。あっち行って」
それから延長戦ですぐ売りに来たものだから追加でビール注文。
私「(延長戦になっても懸命に)売ってるから(ご褒美や)買ってあげるわ」
売り子「ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。」
そして、いよいよシーズンも最後の段階へ。横浜DeNAベイスターズの投手交代のインターバル中内野通路を歩いていると、チェッカーらしき人がこの売り子さんに販売に行かせるかどうかを決めかねている様子だった。そこで
私「何しとん?」
売り子「(この試合展開で、サヨナラの可能性があるため)売りに行くか迷よてます」
私「でも今年はこの展開で勝てないのがクオリティ。まぁ頑張って売りに来いや」
そしてスタンドへ。そしたら島田海吏選手が一・二塁間を破りサヨナラ勝ち!よかった、勝利して!
たまたまの結果論に過ぎないですが、今シーズン最終試合観戦はなんとか勝利することができました。当初私は地元の東京・神宮球場で 2試合を観戦する予定でした。10月に入ってから甲子園では少ない観衆でしたが、休日だったとはいえ神宮のスタンドは超満員だったらしく、ビジターでも詰めかけるファンに対してもここで奮い立って欲しかったですが、声援は届かず阪神タイガースは 17年ぶりリーグ最下位に。
神宮での日程終了後甲子園で開催された後の 2試合(VS 読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ)は完全な消化試合、目をおおうような空席だらけだったようです。
甲子園での全日程終了後成績不振の結果責任を取り阪神タイガース金本智憲監督は辞任を発表。さすがに最下位では来年以降の指揮をとることは難しいと判断したようです。今年は天候に恵まれず、20試合も雨天中止のため秋口に振替試合が連続。一時 20連戦か?との報道がありましたが、これも雨の影響で 2試合中止。残すは台風で流れたナゴヤドームの最終戦。中日ドラゴンズ岩瀬仁紀投手、荒木雅博内野手の引退試合、チケットは即日完売だったそうです。
今シーズンの甲子園の日程はすべて終了。阪神球団のみなさん、高校野球関係者のみなさん、球場スタッフのみなさん、そして売店スタッフのみなさん、売り子のみなさん、今シーズンお相手下さりありがとうございました。来シーズンも宜しくお願いします。
売り子 甲子園球場編 2018年 後編
選抜高校野球が閉幕から、GW 長期休暇まで約1ヶ月と少し。4月ペナントレース開幕後は雨天中止が 1試合。阪神タイガース金本知憲監督もあまり連戦が続くよりは少し雨天中止が挟まったほうがええと思っていた節があった。まさかこんなことになろうとは露ほど思っていなかったに違いない。
GW のデーゲームなら阪神甲子園球場の試合は満員確実。私は実家が関西地方(京都市)なので 1試合くらいは観戦して実家へ寄るパターンを踏襲していたため、休暇を余分に取得しておいて VS 横浜DeNAベイスターズの試合を前売り購入。準備万端だったのだが GW 期間中この試合だけ雨天中止。まぁお天道様には敵わんと振替のつもりで 7月上旬の試合の前売り券を入手。で VS 読売ジャイアンツ戦は一回ライトスタンドで観戦したいと思い春先の早い段階で購入。糸井嘉男外野手の決勝ソロで阪神タイガースは勝利。結果には十分満足していたが、それから西日本地方は数回発生した自然災害に見舞われてた。6月に発生した大阪府北部地震では札幌へ遠征していた阪神タイガースの選手たち、そのご家族と大変な思いをされたのではないか?
7月に入り、関東地方だけは早々と梅雨明け宣言されてものの、翌週関西地方へ遠征を控えていた頃、関西~中国地方~九州北部と天気予報が良くなく、阪神タイガースは 5試合ほど雨天中止を数えており、秋口の日程が空いている期間へ振替が確実となりそうで、イヤな予感はしていた。
そして、関西遠征当日ついに四国地方~広島~岡山にかけ梅雨前線が停滞してしまう。この梅雨末期の記録的豪雨で最終的には200人を超える死者行方不明者を出してしまい、関西~広島地方は野球どころではなくなってしまいました。そのため 2試合連戦で阪神FCから購入していたチケットは雨天中止で払い戻し(T_T)の目にあってしまった。前編記事にした売り子さんに言っていた「GWくらいに」が、なんと夏高になっての再訪となってしまったのだ。
それで心配したのが売り子さんの顔忘れ。前にも記事に書いたが10年程前に気にいっていた売り子さんがおり、とても人懐こく愛想がいい娘でした。ただ期間が空いて暫く顔を見せなかった後はすっかり忘れられたことがあり、今回もその可能性はだんだん高くなるやんか(>_<)と思いながら夏高のチケットをネットで事前購入した上で準備万端ではいたのですが、その後も気が気ではなかったのです。
そして、当日 8時には球場近くの商業施設が営業開始していることもあって先に食料を調達し、球場へ。真夏の太陽が照りつけるスタンドの日蔭は満席。席を探している最中、例の売り子さんが目の前に。
売り子「こんにちは」
おお、忘れてなかった、一安心。「席探している最中」と会話。そして席を確保。
さて着席後の夏高最初のビール注文の際
私「聞いてぇ~な~。GWくる言うてたけど(雨天中止が続いたため)甲子園来るのが今頃(夏高)になってしもたゎ」
そしたらすかさず
売り子「(残り試合)一杯あるから見にくりゃいいじゃないですか」と一蹴(+_+)その場で撃沈しました ゚ ゚ ( Д )
でもその後は終始なごやかムード、そして何杯目かは忘れましたが
売り子「今日は第4試合まで見られるんですか?」
私「いや、第3試合終わってから(混雑状況見計らって)帰る。自分は何時までいるん?」
売り子「4時半で上がります。(時間管理が)厳しくって。じゃぁ後で挨拶きます」
私「ほな、9月の最初の 3連休のちょっと前に甲子園来る。またね。」
結局その後挨拶はなかったのだが、まぁ 9月行くからエエかと。
でもそんなにスンナリいかず、次は台風21号の上陸。報道でもご覧になられた方もあるはずだが、大変な暴風雨が関西地方を襲う。その直後だったからまた雨天中止かと気をもんでいた。だが幸い天気は思ったほどひどくはならず、アイビーシートで屋根があるから助かりました。
で、VS 中日ドラゴンズ戦。この試合前列の千葉から遠征の方達ととちょっと宴会に。例の売り子さんが近づいて手をあげ注文した直後に横から割り込まれて、売り子さん、私に少し気をつかったのか困った様子をしていた。なので注文は千葉から来られた方に譲って後からビールを注文。
私「(私もそうやが)いや、前列の方は(今日から)翌週の神宮まで 6連戦らしい」
売り子「それはスゴイですね。私は 2連戦が限度です」
私「(昨年から)2連戦は復活したけどな。まぁ若い時は 3連戦以上見たけど」
翌日の VS 東京ヤクルトスワローズ戦も同じようにビールを注文
私「(実はこの日は予報が良くなく)10/6 甲子園来ることにした。で、来てる?」
売り子「来ていると思います。」
私(つぶやき「こんだけ雨天中止が多いと出勤日もワカランやろ?」)
で、これでこの日はこれで最後と思いきや、試合終了間際にわざわざ挨拶に来て
売り子「今日これで今シーズン、最後の観戦ですか?」
私「(また忘れとる(+_+))、10/6 甲子園来る言うたやん」
売り子「あぁ、そ~でした。じゃぁまたお願いします(^^♪」
では、10/6(土)のラストゲームの様子は番外編でお伝えしましょう。
売り子 甲子園球場編 2018年 前編
今年 1/7 に元阪神タイガース監督で楽天球団副会長(当時)星野仙一氏死去のニュースを宿泊先の名古屋で知りました。このニュースを受けて、通年では甲子園遠征に行く際、相撲とあわせて観戦し早目の日程で相撲観戦があれば甲子園のオープン戦から観戦、3月後半になりそうであれば甲子園はセンバツ(春高)から開始といったパターンを立て計画していたのですが、星野氏追悼試合を阪神球団は割と早くから告知していましたから、今年は甲子園のオープン戦でスタートやなと早めに計画を立てました。
星野氏追悼試合(阪神タイガース VS 中日ドラゴンズ オープン戦)は1塁内野席が前売りで完売していたため、迷った挙句 1塁アルプスでの観戦。昨シーズンまでは顔見知りの売り子さんがいたのですが、今シーズンは卒業していないらしい。そのため 4~5人くらいの売り子さんから買いました。
その翌日 VS 読売ジャイアンツとのオープン戦。チケットを前日購入して観戦。この後新幹線で帰京の際、大雨の影響で名古屋で足止めをくらい大変でしたが。
一塁内野席(この日は指定席)に着席し、今シーズンから採用された黄色の入ったホームユニフォームを身に着けている最中、突然売り子さんから声をかけられ
売り子(1塁アルプス)「お客さん、昨日(星野氏追悼試合)アルプス席にいましたよね?」
私「(いきなりだったので、余裕がなく)あぁ、そうやったかな?」
この後、普段はアルプスですが高校野球は 1塁アルプスと内野を行ったり来たりしますと自己宣伝。後で調べると1塁アルプスエリアで売上上位の娘やったらしい。あの時ビール買ってやったら印象変わっていたかもしれんけどな。意外とビール買うときは心の準備いるんや?と。そんなやりとりが終わって食事していたら、昨シーズンの夏高でよくビールを買っていた売り子さんを目にして、
私「(昨シーズンのこと覚えているかな?と期待しつつ)ビール 1杯」
売り子(1塁内野)「(覚えている様子もなく)ハイ、700円です」
うん、覚えてへんか?と思いつつこの日も何杯もこの娘から購入した。
何杯目か忘れたが対戦相手が巨人、ビールを注いでくれている途中
売り子(1塁内野)「(今日は巨人戦なんで)結構うるさいですよね?」
私「(東京ドーム、神宮などの関東の球場と比べて)いや、やっぱり(内野は)静かやで」
売り子(1塁内野)「えぇ?うるさいですよ?」
私「いや、静か!」
この売り子さんは私が関東からきているとは思ってもいないんで、この反応はやむをえないかな?とは思いましたが、掛け合い漫才の口調で言い合ったものですから、結構楽しめました。
でこの売り子さん、試合終了直前には挨拶に。
売り子(1塁内野)「今日はどうもありがとうございました。」
私「いやこちらこそ、で、春高(センバツ)は出勤するん?」
売り子(1塁内野)「(>_<)都合が悪いんです」
私「(まぁ旅行かなんかやろうと思い)ほな、GWくらいにアイビーに来る」
と会話してその日球場をあとにしました。
センバツ(春高)は 3日目をインターネット購入で 1塁内野を入手済だったが、前日午前中に少し時間ができたため珍しく中央特別自由席(グリーンシート)へ。そしたらあの売り子さん(1塁内野)いるやんけ(+_+)
で1塁内野側の境界あたりに席は陣取っていたため、売り子さん近くに来たところ
私「ビール1杯」
売り子(1塁内野)「あれ、今日エリア違うんですか?」
私「(おおっ!やっと顔覚えてくれたらしい)うん、ここや。明日は1塁や」
売り子(1塁内野)「そうなんですか!ありがとうございました」
そして 翌日、1塁内野席で売り子さんから購入し続けて、帰り間際にこんなやり取り
私「うん、帰るわ。GWにまた来る」
売り子(1塁内野)「(今度内野ではないと勘違いし)GWの次いつ来られますか?」
私「(またコイツ忘れてるわ)GWはここや!」
売り子(1塁内野)「わかりました。お待ちしてます(^^♪」
今回はここまで、後半へ続く。
貴乃花親方、日本相撲協会に引退届を提出
2017年 11月 大相撲十一月場所(九州場所)中に発覚した横綱日馬富士の暴行事件。部屋所属の貴ノ岩が被害にあい、十一月場所を休場していた。この場所中は相撲の取組よりも貴ノ岩の師匠・貴乃花親方の言動に注目が集まり、1ヶ月くらいはこの話題で少しウンザリしていたことをおぼえている。
この暴行事件の結果、日馬富士は現役引退を表明。相撲協会に残る場合、日本国籍取得者に限られるため、帰化していなかった日馬富士は部屋付きの親方にもなれないことになってしまった。
しかも貴乃花親方は 2018年 2月には相撲協会の許可を取らずに民放のインタビュー番組に単独出演。確かに貴ノ岩の師匠で弟子が酷い仕打ちにあったのだから心情としては理解できるが、この協会に許可なし番組出演が本当の意味での発端だったような気がする。内閣府へ告発書を提出したのも大きかったんだろう。
そして地方場所の三月場所も貴乃花親方は色々と行動していたが、今度は場所中弟子の新十両の関取貴公俊が付き人へ暴行していたことが発覚してしまい、貴乃花親方は謝罪。告発状を取り下げたが、協会は貴乃花親方の処分を協議し、部屋の管理監督責任と協会員のガバナンス違反を問われ理事→平年寄に降格させられてしまった。
その後、五月場所、七月場所、九月場所と審判委員として職務を遂行していたが、協会は各部屋は一門に所属という規約まで作り執行していた。一門所属はスポーツ庁から支払われる助成金などの分配先に関して部屋ごとだと統制がつかないため一門に所属の必要があるとの事情が有るための措置だから理解はできるが、貴乃花親方がその内容を本当に理解していなかったのかは判断出来ないなぁ。貴公俊暴行事件後、貴乃花一門の所属から離れていて一門配下に所属しておらず、協会幹部、他の親方からも通知、指摘していなかったとしたら、これは協会の不備だろう。貴乃花親方の理解不足によって親方引退届提出なら納得なんだが。
でも日本相撲協会も大人の対応とはとても言えない。相撲協会から離職するのであれば、引退届ではなく退職届に訂正して提出だとか、部屋移籍の場合移籍元と移籍先の親方の押印が必要だとか、形式を指摘するばかりで、一門所属の解釈が間違っているなどという指摘が全くない。貴乃花親方は元来寡黙な性格。自身の情熱が上手く他人に伝わらずコミュニケーション能力不足の面は否めないが若い親方なのだから周りの年上の親方たちが上手く補佐できなかったのだろうか?と疑問だ。
今回の騒動を横目で見ていたのは、横綱白鵬。朝青龍の暴行事件、引退、日馬富士の暴行、引退。そして貴乃花親方の相撲協会離職騒動。また白鵬も横綱の品格を問われているが、相撲協会自体にもガバナンスが欠けている。また協会を引っ張ってきた横綱に対して敬意が欠けているのも気になる。