新国立競技場、こけら落としの天皇杯サッカー決勝へ行く
今年は東京オリンピック2020 の節目の年。いろいろな会場が新規にオープンしたり、東京体育館など改修でむかえたりと、いろいろあるが、なんといっても陸上競技場のメインとなるのは新国立競技場。こけら落としのイベントは是非チケットを入手したく天皇杯サッカー決勝のチケット発売日は大阪のホテルにて争奪戦に参加。でもすんなり購入できて対戦相手が決まっていないからか?と軽く考えていました。それは大きな間違いで翌週明けの月曜日にはチケットは売り切れていました(・・;)
さて、1月1日当日、天皇杯で初の決勝進出を果たしたヴィッセル神戸、方や決勝進出常連の鹿島アントラーズ。これもまたリニューアルした千駄ヶ谷駅から新国立競技場の千駄ヶ谷門までにはあまた多数の神戸のサポーターが「チケット譲って下さい」とずらりといたのが印象に残りました。あとダフ屋も一杯いたな。日本人はさすがに買わなかったようだがダフ屋のことを知らない外国人がダフ屋から購入しているのを目撃。このダフ屋はオリンピック開催中でも油断はならないですよ。
さて、今回新国立競技場に入場して観戦してみた感想。あくまで旧の国立競技場と比較してのことですが・・・
冬の日差しが低いことを差し引いても陽の光が入らない。これは観客席をおおう屋根が影響している。皆さんご存知の通りサッカーの国際大会の開催条件には観客席には屋根をかけることが条件、なのでサッカーの国際大会開催条件を満たすのは横浜国際総合競技場 or さいたまスタジアム、ことサッカー開催にしても調布にある東京スタジアムにも劣っていました。そのため新国立競技場にはサッカー開催のため屋根をかけた・・・
天皇杯や高校サッカーは国立競技場が聖地だったんですが、こと国際大会ではサッカーの聖地にはならず、なので仕方ないという人もいる。
でも忘れてはいけない。今度はこの競技場では陸上の世界大会が開催できない。何故か?そう明治神宮外苑には国立競技場以外に陸上サブトラックがないから。
それもあって東京オリンピック閉幕後は球技専用の競技場にと画策したがそれも NG。サッカー天皇杯決勝や大学ラグビー決勝で早稲田 VS 明治なら国立も満杯になるが他のイベントだと疑問が残る。ライブなんかは芝の養生などの条件でよほどビッグなアーティストでないと無理だろうしね?
日本の建造物にたいする評価が高いだけに残念ですね。