気ままな日記

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STARYDOG 第23回本公演「純平、考え直せ」@紀伊國屋ホール

昨日紀伊國屋ホールで、STRAYDOG本公演「純平、考え直せ」原作:奥田英朗(光文社)

の舞台作品を観劇してきた。本公演は 2年ぶり、森岡さんの新作ということで注目して

いたのだが、チラシがデカく 劇団所属の役者さんは勢揃い(大阪のメンバーまで全員

登場)、客演の冨手麻妙、阿井りんな、アイリ、まつながひろこ、川本淳市、芦川誠

と過去の舞台で客演、主演しているメンバーを揃えていた。少し新鮮味には欠けた

かも?主演の塩野瑛久以外でおそらく初めて拝見するはずだった芳賀優里亜って娘に

いたっては体調不良で舞台降板(代役は森岡朋奈・森岡さんの長女)。別売のパンフには

写真とコメントが掲載されて、森岡朋奈は写真 1枚だけ。代役とはいえ少し気の毒。

 

で、本題。森岡さんの舞台は演劇評論家と称する人たちから言われていることなの

だが、出演者を出しすぎるので舞台上のストーリーにバランスが欠けている、と

いう感じはあったように見える。(「路地裏の優しい猫」でも言われていた)

大阪所属の三輪晴香に至っては、歌舞伎町近辺の賃貸物件を探し回る娘(大学生?)

として単独エピで出ていたが、主演の塩野くんとは接点がなく、三輪のヤンチャン

GPの宣伝ばかりなのかな?と思うことしかり。前回主演「メイクルーム」のほうが

はるかに魅力がでていたような気がする。

 

主演の塩野くんは演技はさすがにうまいとはいえないが、鉄砲玉として役目を果たす

前の 3日間の心の葛藤、SNSに対する反応(この原作が発刊された頃だとすれば、BBS

ではなく、ツイートなのかな?と思った。主人公純平はコメントに悪態はついても

SNSには書き込みしていない。まぁ鉄砲玉が証拠を残すようにできないしねw)は

長い芝居にあってよく表現できていたと思う。

 

ブラザートムの子息の小柳心がニューハーフとして出演していたのは大笑い。でも

彼も若いながらなかなかの演技だったよね。森岡朋奈も父親の劇団ではあるがよその

プロダクションで、大阪へも客演しているので演技としては確かかな。

 

STRAYDOG 所属の俳優さんたちはお見事というほどの存在感を醸し出している。

さすがだと思ったよ。

 

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2014年の STRAYDOG の観劇はこの日で千秋楽。年末は提携先のドラマデザイン社

「ガールズ・プリズン・オペラ」で終幕となります。

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