それぞれの最初のものがたり
平成時代最後の春、関西から春の便りがきて、大相撲三月場所、センバツと色々なイベントが開催されるが、その合間をぬって観賞した作品は演劇1作品、映画3作品。そのなかからシリーズ化されている「アベンジャーズ」と「トランスフォーマー」の最初のものがたりについて今回記事にします。
まず3月15日に公開の「キャプテン・マーべル」をTOHOシネマズ新宿で観賞。おおよそのシーンはIMAX 画角で上映されていて、アクションやバトルは充分に楽しませてもらいました。この作品の説明として「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のエンドクレジットでニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が登場。サノスの指パッチンの後に起こった出来事に対し危機感を覚えたフューリーがポケベルを取り出し助けを求めるメッセージを送信。フューリーはその後消滅してしまうのだが、ポケベルの画面にはある画像が。そう、送信した相手は今回の作品の主人公であるキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)。
時代背景は1995年位。主人公のヴァース(クリー人に名前をつけられたキャロル・ダンヴァース)はクリーの戦闘員。敵対するスクラル人と闘うが逆に捕らえ彼女の記憶をすいだされてしまう。
というのも彼女はつい数年より前の自己の記憶を失っており、自分がどこから来たのかわからないまま敵と戦っていた。からくもスクラル人から逃れたヴァースは地球に落下。だが執拗な追跡をスクラル人から受けそのバトル中にS.H.I.E.L.D.のヘッドエージェント、ニック・フューリーに会う。そこから二人の活躍がはじまる。
原典コミックは「アベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォー」そこからキャラクター設定がされているようだ。クリー人とスクラル人との間で正義とは何かを自念するヴァース。彼女がアベンジャーズのヒーローとなっていく過程が描かれる。フューリーと別れを告げるさいにポケベルを渡し、緊急時に連絡するようにと念をおしていた。そうあの「インフィニティ・ウォー」のエンディングにでてきたポケベルだ。この続きは「アベンジャーズ/エンドゲーム」まで待たなくてはならない。
マーベルスタジオ「キャプテン・マーベル」IMAX・3D・字幕版 124分
監督:アンナ・ボーデン&ライアン・フレック
脚本:メグ・レフォーヴ/ニコール・パールマン/ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット/リズ・フラハイヴ/カーリー・メンチ/アンナ・ボーデン/ライアン・フレック
原作:ロイ・トーマス/ジーン・コラン「キャロル・ダンバース」
製作:ケヴィン・ファイギ
出演者:ブリー・ラーソン/サミュエル・L・ジャクソン/ベン・メンデルソーン/ジャイモン・フンスー/リー・ペイス/ラッシャーナ・リンチ/ジェンマ・チャン/アルゲニス・ペレス・ソト/ルーン・タムティ/マッケナ・グレイス/アネット・ベニング/クラーク・グレッグ/ジュード・ロウ
音楽:パイナー・トプラク
撮影:ベン・デイヴィス
編集:エリオット・グレアム/デビー・バーマン
製作会社:マーベル・スタジオ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
次は関西遠征時に TOHOシネマズなんばで「バンブルビー」を観賞。この作品はほぼ全画角 IMAX、だが東京不在で IMAX 公開はすぐ終了すると思ったため、メガネ持参。
こちらはジェームス・キャメロンが映像美を絶賛した「トランスフォーマー」のスピンオフ作品。なので製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ、製作はマイケル・ベイ。「トランスフォーマー」時系列の 20年前のものがたりなのだそう。
冒頭、金属生命体のオプティマス・プライムに救われた B-127(バンブルビー) が地球に到着。オプティマスたちに敵対するディセプティコンに執拗に追跡を受けあげく声帯を破壊されてしまったが、その後地球で出会った少女チャーリー・ワトソン(ヘイリー・スタインフェルド)に助けられ、彼女がバンブルビーと命名。ともにお互いを励まし合いバンブルビーがディセプティコンを倒すストーリー。
「トランスフォーマー」の過去作をあまり引っ張らずに製作しており、今までの作品より良い出来になってます。
2018年 パラマウント映画「バンブルビー」IMAX・3D・字幕版 114分
監督:トラヴィス・ナイト
脚本:クリスティーナ・ハドソン
原作:ハズブロ「トランスフォーマー」
製作:ドン・マーフィー/トム・デサント/ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ/マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ/ブライアン・ゴールドナー/マーク・ヴァーラディアン/クリス・ブリガム
出演者:ヘイリー・スタインフェルド/ジョン・シナ/ジョージ・レンデボーグ・Jr/ジョン・オーティス/ジェイソン・ドラッカー/パメラ・アドロン
製作会社:ディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズ/オールスパーク・ピクチャーズ/テンセント・ピクチャーズ
配給:パラマウント映画/東和ピクチャーズ