第99回全国高校野球選手権大会~都道府県予選まで
漫画家の水島新司が少年チャンピオンに「ドカベン」を長期連載していた頃高校野球で
一番面白いのは「地方大会の決勝戦」と答えていたなぁ。
2017年 3月に開幕した第89回選抜高校野球の開会式、ネットでも当日券でも内野券が
購入できず、無料開放されている外野席へ陣取り開会式を見守る。東京代表の早実が
入場すると割れんばかりの拍手が。早実主将の清宮幸太郎一塁手にとって2年ぶりの
甲子園球場。清宮の後ろ姿を見て注目選手は大変だろうな、なんて思っていた。
選抜から1カ月ほど後、東京都春季高校野球決勝で「早実VS日大三」の二強対決。更に
高校野球では異例ともいえるナイトゲームでの開催。この試合は次の全国大会につなが
らないのであんまり有名ではないが、清宮の本塁打見たさに神宮球場へ足を運んだし、
決勝で彼は見事に本塁打を飛ばしてスゲーなと思ったくらいだ。
そして春季大会から3カ月。西東京大会第一シードの早実に日大三がどう臨むか注目。
昨年西東京の準決勝で昨年苦杯をなめた八王子から逆転本塁打を放って早実を勝利させ
清宮は打者としても格段に成長できているなと。
そして西東京決勝。都高野連はチケット委託販売を決定。私はぴあ店舗で事前に購入。
決勝戦の対戦相手は3年連続西東京大会決勝進出の東海大菅生。神宮で決勝見るなら
3塁側の三角内野(プロ野球だと外野自由席)にしようと最初から決めていた。
いや、3年連続して決勝戦で敗れている東海大菅生。選手もそうだろうが応援している
東海大菅生の関係者の方の熱意はすごかった。
方や早実は清宮、野村の前にランナーが出塁なし、苦戦。内野守備が安定しておらず
エラーのオンパレード。9回表、東海大菅生はダメ押しの 2点を奪う。
早実は決勝で敗れ、ついに高校野球の清宮幸太郎の夏が終わったとこの日の夜に一斉
に報道。彼の今後の進路に注目があびるようだ。
打撃については、この3年間で目を見張るほどの成長ぶり。サイトによっては PL 学園
清原和博、星陵松井秀喜に匹敵するくらいの安定度があるらしい。ただ反面守備には
酷評がたつ。5回表、三塁ゴロの送球がワンバウンドしたとはいえ、グラブの土手に
ボールをあてて捕球できず、かつ本塁へ悪送球といいところがなかった。このままだと
プロ野球ではレギュラーはるのはキビシイなぁ。
試合敗退後、進路は未定と答えていたが、無理してプロ行くより東京六大学あたりで
木製バットで打撃を磨いてほしいなぁ。だがそれではオリンピックは無理なんだよね。