閨房(ケイボウ)のアライグマ
はい、なんとも不思議なタイトルで、最初私も読めませんでした。
2004年「母の桜が散った夜」に初回の公演だったであろう作品があり、私は 2010年に
元モーニング娘。の初代リーダー中澤裕子版を東京・赤坂の劇場で観劇しました。
※通算で 5回上演、今回の2014年公演で 6回目の公演の模様。
初老の主人公「作次郎」の母光代の 43回忌に大阪の実家に集まった家族(長男・利夫、
その嫁の中国人麗華、長女の桜子と旦那の連れ子、子供を身ごもった緑子と作次郎の
いとこの忠利)と近所の住職とのやりとりを中心に、若くして亡くなった母の光代との
邂逅を振り返り家族とは何か?を問いかける作品。
この作品も「路地猫」や「アトム」とならぶ看板作品になりつつあるが、それより
2012年の本公演だった「閨房のアライグマ」の再演がうれしかった。
「閨房のアライグマ」は、「母の桜が散った夜」の主人公の作次郎が死去した後の
子供たち(長男・利夫、長女・桜子とその子供の愛美、忠利と嫁の麗華)の後日談の
ような物語であり、2012年全席自由で下北沢の小劇場で観劇した。
2012年11月18日 第22回本公演 千秋楽にて ~下北沢 Geki地下Liberty
過去のSTRAYDOGの作品「カノン」「悲しき天使」などのオマージュの意味もある
らしい。
2014年 4月公演予定 新宿シアターサンモール
※阿井りんな/元AKB48で渡り廊下走り隊の平嶋夏海/元AKB48松原夏海
キャスト表、大阪では「母の桜が散った夜」のみ公演の予定