気ままな日記

気に入った出来事があると、すぐにアップする防備録のようなもの

テレビドラマから劇場版となったもの

昨今テレビドラマというジャンルはヒット作になかなか恵まれない。軒並みバラエティー番組、情報番組に上位の視聴率をとられ、KHKなども毎年のように大河ドラマ、朝ドラで視聴率が悪ければガンガン叩かれるご時世。

ただテレビドラマというものは全く影響を与えないかというとそういう訳でもなく、ヒットするドラマにはそれなりに需要があり映画化されたケースもめずらしい訳ではない。

本日観賞してきたのは「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」医療モノで比較的ヒットする傾向にある作品。昨年フジ系列のドラマは視聴率で苦戦していたが、この「コードブルー」は高視聴率を叩きだし、今年は映画化までこぎつけてしまった。

主役はNEWSの山下智久新垣結衣戸田恵梨香比嘉愛未浅利陽介。彼らがおりなす翔陽大学附属北部病院救命救急センターのドクターヘリチーム。映像でもう10年も前からやっていたのか?と感心した。初期の頃のレギュラー児玉清柳葉敏郎など懐かしいメンバーが回想シーンで出てきた時はオマージュを込めているんだと感心した。


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ストーリーは飛行機乱気流事故の被害者救出からはじまり、その患者の一人がステージ4の末期ガン患者でその患者と婚約者のドラマ、ヘリチームの看護師の実母がアルコール中毒者で外傷から入院治療するのドラマ、船舶衝突事故に巻き込まれた父子のドラマ、その船舶事故後の水没で脳死してしまった中学生と臓器提供を決断せざるをえない両親のドラマ、そして主人公山下智久演じる藍澤耕作の事故と結構場面が移り変わったため退屈さはなくよく出来た内容と思いました。

最後は初期メンバー同士の結婚エピソード。チームみんなでビデオメッセージを贈るやりとりが微笑ましく、2時間ドラマ的な造りは気になりましたがおおむねよかったと評価します。