WBC国際大会とWBSC国際大会
2017年 WBS は開催国アメリカが初優勝、今大会侍ジャパンの覇権奪回は及びません。
侍ジャパン・小久保裕紀監督は 2013年から指揮をとり、WBC東京ラウンドでリーグ
敗退の危機の下馬評の高い中、全勝で予選リーグを突破しただけに残念な結果になって
しまいました。
このあと、2017年ペナントレースが始まっても東京ドームはおろか神宮、甲子園とも
プロ野球観戦することなく、2017年東京ドーム初観戦が都市対抗野球。結局ドームで
シーズンを観戦できたのは、2017年読売球団の最終試合 2連戦のみとなりました。
でも流石にこの 2戦だけだったら観戦少ないなぁと思っていたら、東京オリンピック
を見据えた人事として小久保裕紀監督配下では打撃コーチを務めた稲葉篤紀氏を監督
へ昇格させました。この東京オリンピックは野球・ソフトボールが競技として12年ぶり
に復活するとのことで、特に開催国日本は是が非でも優勝したいのでしょう。
もちろんその一環として、シーズン終了後に召集される強化試合は2017年はWBSC主催
のアジア チャンピオンシップ(日本・韓国・チャイニーズタイペイ)を東京ドームで開催
すると決定、私は11/18(土) VS チャイニーズタイペイ戦 予選ラウンドを観戦しました。
ビールの売り子さんからこの日の試合の観衆は38,000人と後から聞いたので、1階席は
そこそこ入ったんやと思いました。試合開始前に同じ売り子さんが 3塁側観衆が少なく
不安がっていましたがこの辺は売り上げ増加のための話術かな?と思いましたが(笑)
さて、日本代表ははここ 2~3年で頭角を現してきた若手中心(オーバーエイジは 3選手
中日 又吉克樹投手、埼玉西武 山川穂高選手、福岡ソフトバンク 甲斐拓也捕手)です。
エース、主軸というより東京オリンピックの頃に中堅ところして活躍しそうな選手。
最年長選手は阪神タイガースの石崎剛投手(27)らしいです。
そういえば、WBCとWBSCと何が違うんやったっけ?とチェックして、MLB主導運営
のWBC(World Baseball Classic)、国際野球連盟とソフトボール連盟を再構築した組織
WBSC(世界野球ソフトボール連盟:World Baseball Softball Confederation)の 2系統が
存在し、WBSCはオリンピック機構から補助金をもらう対象(つまりアマチュア中心)で
そのため、WBSCでは日本のMLB所属選手は出場できないことになってしまいますので
LAドジャース ダルビッシュ有投手、前田健太投手、NYヤンキース 田中将大投手などは
この大会には出場できないのですね。
オリンピックは元々アマチュア中心で設立されたイベントですが、プロ選手の参加を
認めている競技(FIFA、ただし 23歳以下で構成)なのですから柔軟な対応をしてほしい
もんです。