虚構の劇団「ホーボーズ・ソング」 「スナフキンの手紙」から変わったこと
池袋の東京芸術劇場シアターウエストで、虚構の劇団第11回の東京公演千秋楽、
「ホーボーズ・ソング HOBO’S SONG 〜スナフキンの手紙Neo〜」を観劇した。
元の戯曲としては「スナフキンの手紙」なのだろうが、ストーリーは日本が内戦に
なり、作者が「理想の60年代、内戦の70年代、流血の80年代、そして希望の90年代」
続編の「ファントムペイン」で「孤立の 2000年代」と表現したんですが今作品では
「憎悪の2010年代」を表現するとのこと。憎悪ってストーリーになるの?
さて、開演後いきなりビーチサイドの場面から始まって全員水着姿(・o・)
あの娘スゲースタイルいいんやなと、スケベなまなざしでみているといきなりの
爆撃音、銃声。ここから物語は開始。
日本軍(三上陽永が上官)、新日本軍(渡辺芳博が二役で上官)との戦闘。記者役の
杉浦一輝、皇族役の小野川晶、そして今作の主役のオレノグラフィティ(日本軍)、
佃井皆美(新日本軍)、かつ二人は元恋人という設定で最後は銃撃戦・・・・・・
さて芝居が終わり、鴻上尚史が舞台に上がって、千秋楽恒例の役者紹介。
今作は 4人の劇団研究生(池之上真菜、梅津瑞樹、熊谷魁人、佐川健之輔)も公平に
役を与え、一人ひとり紹介していったことに感銘を受けたなぁ。。。
次回は虚構の旅団(つまり鴻上尚史は演出しない)。また別の演出家の視点で舞台が
見られる。